オーストラリア市場レポート 9月30日:米国消費者意欲指数の下落
米国金融市場は、9月の米国消費者意欲指数の予想外の落ち込みから値を下げた。ここ半年間のウォール街先導役であった米国テクノロジー株が下げを記録したことが、昨日の市場の下落につながたった。The Conference Boardの9月の消費者意欲指数は53.1で、国民の雇用市場への不安から8月の54.5を下回った。
米国金融市場は、9月の米国消費者意欲指数の予想外の落ち込みから値を下げた。ここ半年間のウォール街先導役であった米国テクノロジー株が下げを記録したことが、昨日の市場の下落につながたった。The Conference Boardの9月の消費者意欲指数は53.1で、国民の雇用市場への不安から8月の54.5を下回った。
Xeroxが64億米ドルでの取引においてビジネスサービス企業 Affiliated Computer Services を買収することに合意したことを受けて投資家たちが合併・買収市場を楽観視したため、月曜日のウォール街は3日間の下落基調から反発した。アナリストによる格上げも、 Cisco や Citigroup その他テクノロジー部門・金融部門の企業を押し上げた。
先週の米国市場は揺れの状態に入り、値を下げてその週の取引を終えた。金曜日、 BlackBerry のメーカーである Research In Motion の落胆的な売上げがテクノロジー企業を引き下げた。ダウ指数は週間で155ポイント・1.58%下落した。同市場は今週、9月の非農業賃金データ・第2四半期の最終GDPやその他の主要経済報告を含む重要なデータを受ける予定である。
月曜日に若干の後退が見られた後、前向きな経済見通しを受けて投資家たちが市場へ戻ってきたことから、昨夜の米国株式は新たな高値へと上昇した。前向きな企業業績報告も市場心理の上昇を支えた。
Rio Tinto Ltd. (ASX:RIO)が火曜日に伝えたところによると、同社はAlcan Engineered Productsの事業部の一部であるAlcan CompositesをスイスのSchweiter Technologies AG (SWF:SWTQ)に3億4900万米ドルで売却することに同意した。
連邦準備金制度の金融政策会議に先立ち、月曜日のウォール街は入り混じった状態で取引を終えた。連邦準備金制度はほぼゼロとなっている金利を据え置くものと広く見られているが、経済刺激策の縮小を始める可能性があると考えられている。エネルギー株・原材料株・金融株が過剰買いされたとの懸念から、トレーダーたちはテクノロジー株や医療株へと移った。
入り混じった経済データを受けて、昨夜のウォール街では3日間の上昇が止まった。米国での新規失業手当件数は2週連続で減少したが、住宅着工件数は予測を下回る前月比1.5%増となった。