オーストラリア市場レポート 3月11日:ウォール街における著しい反発
CMC Markets によると、取引前半に方向性を模索していた昨日のオーストラリア市場は、取引後半には足場を固め値を上げて取引を終えたとのことである。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は0.95%・30ポイント上昇の3,184.5、全株価指数は21.5ポイント・0.69%上昇の3,143.2ポイントとなった。
CMC Markets によると、取引前半に方向性を模索していた昨日のオーストラリア市場は、取引後半には足場を固め値を上げて取引を終えたとのことである。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は0.95%・30ポイント上昇の3,184.5、全株価指数は21.5ポイント・0.69%上昇の3,143.2ポイントとなった。
金曜日のオーストラリア株式は値を下げて取引を終えた。 CMC Markets によると、国内外の暗い経済ニュースの中でオーストラリア市場は更に落ち込みマイナス領域で沈滞したとのことである。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は1.35%・43ポイント下落の3,145.5、全株価指数は1.18%・37.1ポイント下落の3,111.7ポイントとなった。先週、同200銘柄は6%減、全株価指数は5.7%減となった。先週における変動は米国での展開と中国での希望的な新経済刺激策に対する推測により影響を受けた。今日の市場は上昇する一次産品価格により後押しされた。
米国経済における予想よりも悪い縮小により投資家心理が大打撃を受け、月曜日のアジア市場は大幅に値を下げて取引を終えた。米国株式が金曜日に新たな下落を記録したことや HSBC に対する懸念から、香港ではハンセン指数が3.86%下落した。日本の日経225は3.8%下落、韓国の株式は4.16%値を下げて取引を終えた。しかし上海の株式は、地域での傾向に反し0.51%上昇で取引を終えた。これは政府による刺激策が不動産株やセメント株を後押ししたことによる。
不安定な取引状況の中で、金曜日のアジア市場は入り混じった状態で取引を終えた。日本の日経225平均は1.5%上昇、韓国のKospiは0.8%上昇した。中国の上海総合は1.8%下落、香港のハンセン指数は0.7%下落した。
取引前半の高値から下落し、オーストラリアの株式はほとんど変化なく取引を終えた。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は0.03%・1ポイント下落の3,344.5、全株価指数は0.02%・0.5ポイント下落の3,296.9ポイントとなった。報告期が終わり、市場の注目は経済データとオーストラリア準備銀行による今週の金利引下げの決定へ戻ることとなる。
オーストラリアの株式は5年間での最低水準で取引を終えた。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は0.1%・4.1ポイント下落の3,327.5、全株価指数は0.1%・3.5ポイント下落の3,281.5ポイントとなった。
日本市場を除いたアジア主要指標の大半は月曜日に値を上げて取引を終えた。ノンバンク融資業者 SFCG の倒産により打撃を受けた東京の株式は、取引前半に2.8%下落し0.5%下落で取引を終えた。韓国の Kospi は3.2%上昇、中国の上海総合は2%上昇、香港のハンセン指数は3.8%上昇した。米国株式が1997年以降の最低水準へ下落した後、今朝の日経平均は更に落ち込んだ。