アサヒビール(TYO:2502)、Orangina買収にむけてサントリーと競合せず
Tokyo, 2009年9月11日, AEST (ABN Newswire) - 日本のアサヒビール(TYO:2502)は、欧州飲料メーカーOranginaの買収をめぐりサントリーホールディングスと競合しているという報道を否定した。
アサヒビールがOrangina Schweppes Groupをオーナー会社である投資会社Blackstone GroupとLion Capitalから買収する協議に加わっているという憶測に対して、アサヒビールはOranginaの買収する計画は無いと語った。アサヒビールとサントリーは海外M&Aにおいて長年ライバル関係にある。アサヒビールは、サントリーが昨年7億7千万豪ドルで買収したGroupe Danone's Frucorのジュース部門買収に失敗している。
一部報道によれば、投資会社は8月に終了したサントリーとの単独交渉期間を終えて、アサヒビールからの土壇場の提案を検討しているとのことである。
ライバル社のキリンホールディングス(TYO:2503)との合併に関する協議も進行中であるサントリーは木曜日、Blackstone GroupとLion Capitalと同社がOranginaの譲渡に関して協議を進めていることを認めた。
サントリーとOranginaのオーナー会社らとの契約の金額に関しては公開されていないが、Blackstone GroupとLion Capitalが2006年に支払った26億米ドルを超える額になるとみられている。
この仏企業の買収が実現すれば、サントリーは米国、アジアに加え欧州での足場を固めることになり、欧州での事業基盤を築いていないキリンとの合併に恩恵をもたらすだろう。
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