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オーストラリア株式市場は、金曜日、金融、エネルギー及び資源部門に先導され、低値で開始された。昨晩、米国市場が損失を伴う変動の多い立会いで終了し、公益企業及び消費者企業の落胆的な収益と一群の強気の収益報告との間で、投資家は揺れ動いた。
オーストラリア株式市場は、利子率値上げを受けて不良債権増となることへの懸念から銀行株が下落、わずかに値を下げて取引を終了した。S&Pオーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は5.9ポイント・0.13%下落し4670.60ポイント、全株価指数は0.19%下落し4686.40ポイントとなった。
エネルギー・原材料企業株の買いが進み、昨夜のウォール街は若干高で取引を終えた。しかし Target や Home Depot など小売業者からの落胆的な休暇期支出見通しにより回復の強度に対する懸念が高まり、下落株の数が上昇株を上回った。
低調な住宅販売レポートを受けて、昨夜のウォール街は2取引連続での下落となった。8月の中古住宅販売戸数は年率で2.7%減少し510万戸となり、6ヶ月間の増加が止まった、と全米不動産協会は語った。住宅販売におけるこの予想外の減少により、経済回復の強度に対する不安が高まった。
月曜日に若干の後退が見られた後、前向きな経済見通しを受けて投資家たちが市場へ戻ってきたことから、昨夜の米国株式は新たな高値へと上昇した。前向きな企業業績報告も市場心理の上昇を支えた。
ウォール街は入り混じった状態で取引を終えた。ダウ指数と S&P 500 指数では上昇の流れが止まったが、 Nasdaq は Apple や Yahoo に先導され11日連続の上昇を記録した。投資家たちは業績報告に伴う一連の反発から得た利益分を確保し始めた。
上昇する一次産品価格や海外市場からのプラス先導を受けて、昨日のオーストラリア市場は値を上げて取引を終えた。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は49.5ポイント・1.24%上昇し4,050.3、全株価指数は51.3ポイント・1.28%上昇の4,044.2ポイントとなった。
ウォール街からの弱い先導に関わらず、昨日のオーストラリア株式市場は値を上げて取引を終えた。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は81.7ポイント・2.2%上昇し3,817.3、全株価指数は79.0ポイント・2.1%上昇の3,800.6ポイントとなった。今日の国内市場は、上昇する一次産品価格に支えられる可能性がある。
鉱業や銀行に引き摺られ、月曜日のオーストラリア株式市場は値を下げて取引を終えた。史上最大の赤字が見込まれる今夜の連邦予算に先立ち、市場は警戒を強めた。昨日のS&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は15.7ポイント・0.4%下落し3,926、全株価指数は9.1ポイント・0.23%下落の3,910.5ポイントとなった。
ウォール街での反発により投資家たちが後押しを受け、昨日のオーストラリア市場は若干安で取引を終えた。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は0.3%・8.9ポイント下落の3,235.5、全株価指数は8.7ポイント・0.3%下落の3,190.4ポイントとなった。「多くの投資家が最悪の事態を恐れ、多くがおそらく GM 等の企業は最終的に消えてしまうであろうと予測し、すでにこれに対して準備をしている」と Money Cat Consulting の調査担当重役 Thomas Su 氏は語る。そして、これは予測するには早すぎるかもしれないが、金融株が今年下半期における上昇を先導し始めている可能性があるようである、と Thomas Su 氏は付け加えた。
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