オーストラリア市場レポート 2月6日:米国とイギリスからの先導による上昇
昨日のオーストラリアの株式は若干安で取引を終えた。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は9.3ポイント・0.3%下落の3,428.6、全株価指数は9.7ポイント・0.3%下落の3,372.6ポイントとなった。米国とイギリスからのプラス先導により市場は値を上げて取引を開始したが、 NAB や News Corp の業績によって揺れ動く可能性がある。
昨日のオーストラリアの株式は若干安で取引を終えた。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は9.3ポイント・0.3%下落の3,428.6、全株価指数は9.7ポイント・0.3%下落の3,372.6ポイントとなった。米国とイギリスからのプラス先導により市場は値を上げて取引を開始したが、 NAB や News Corp の業績によって揺れ動く可能性がある。
東京、上海、香港などのアジアの各市場は水曜日、明るい経済データや政府による経済刺激策の前進により米国株式が上昇したことを受けて、値を上げて取引を終えた。投資家心理が米国における厳しい企業業績により打撃を受け、木曜日の東京の株式は値を下げて取引を開始した。
海外市場での反発や好調な一次産品価格に先導され、木曜日のオーストラリア株式は3日連続の上昇を記録した。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は30.7ポイント・0.88%上昇の3,526.2、全株価指数は26.2ポイント・0.76%上昇の3,461.3ポイントとなった。ウォール街での大幅な下落の影響を受け、オーストラリア市場は最近の上昇分を失う可能性がある。
打撃を受けた日本の日経が約1%減の7,682.1ポイントで取引を終え、昨日のアジア市場は広く値を下げた。中国、香港、台湾、韓国やシンガポールなど主要市場の多くは、旧正月休みで閉場している。
鉱業部門における回復を受け、金曜日のオーストラリア株式市場は値を上げて取引を終えた。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は21.4ポイント・0.61%上昇の3,550.9、全株価指数は18.1ポイント・0.52%上昇の3,494.9ポイントであった。報告期において経済にある程度の明確性が現れるまで市場は不安定な状態が続く可能性がある、とアナリストたちは予測している。明日のオバマ氏の就任が、市場における信頼感を後押しする今週の注目事項になるものと見られている。
米国議会において民主党と共和党が米国自動車メーカー救済策について引き続き合意に達することができず、昨夜の米国株式は変動の激しい取引の中、値を上げて取引を終了した。
金融市場を再開させ借入コストを下げるための連邦準備金制度による新たな取組みが暗い経済ニュースを埋め合わせ、昨夜の米国株式は入り混じった状態で取引を終えた。