アジア市場レポート:1月7日
民間部門での雇用喪失レポートや連邦準備金制度の議事録において労働市場の弱さに対する懸念が示されたことから、昨夜の米国市場は横ばいで取引を終えた。投資家たちが前向きなムードを維持したことから水曜日のアジアの株式は大半が値を上げて取引を終えたが、インフレや Bank of China の資金調達の可能性に対する不安を受けて中国の上海総合指数は0.9%下落した。
民間部門での雇用喪失レポートや連邦準備金制度の議事録において労働市場の弱さに対する懸念が示されたことから、昨夜の米国市場は横ばいで取引を終えた。投資家たちが前向きなムードを維持したことから水曜日のアジアの株式は大半が値を上げて取引を終えたが、インフレや Bank of China の資金調達の可能性に対する不安を受けて中国の上海総合指数は0.9%下落した。
火曜日のオーストラリアの株式市場は、ヨーロッパ株式市場とウォールストリートに先導され、銀行株と資源関連株を中心に大きく値を上げた。取引終了時のS&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は69.1ポイント・1.49%上昇し4704.2ポイント、全株価指数は64.9ポイント・1.39%上昇の4724.4ポイントとなった。
水曜日のオーストラリア株式市場は、オーストラリア統計局が発表したGDP数値が予想を下回る経済成長を示す結果であったことを受けて値を下げた。取引終了時のS&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は11.6ポイント・0.2%下落し4661.9ポイント、全株価指数は11.7ポイント・0.2%下落の4,676.1ポイントとなった。
予測よりも高い11月の米国生産者物価指数がインフレに対する懸念を拡大したため、昨夜のウォール街では4日間の上昇基調が止まった。火曜日のアジア各市場は入り混じった状態で取引を終えた。一部の都市において急騰する住居用不動産価格の抑制を計画していると中国の国務院が語ったことを受けて、中国の上海総合と香港のハンセン指数は下落した。
アジア各国の株式市場の多くは金曜日、米雇用統計を控えて利食い売りが広がったことから値を下げた。
木曜日のアジア各国の株式市場は、米国の経済データが世界経済の順調な回復振りを示唆したことから、概して堅調に推移した。
月曜日のアジア各国の株式市場は、その多くが急騰した。ドバイでの金融不安の影響が限定的であるとの見方から、オーストラリア、韓国、日本で、ファイナンス銘柄が回復をみせた。アラブ首長国連邦中央銀行は日曜日、国内の貸し手を「支援する」とのコメントをした。