オーストラリア市場レポート 9月17日:好調なウォール街
最悪の時期は過ぎたという前向きな心理から高リスク資産に対する投資家たちの積極性が増したことにより、昨夜のウォール街は堅調な上昇を記録した。金融株の買いや米国の工業生産データにおける大幅上昇により、株式は押し上げられた。
最悪の時期は過ぎたという前向きな心理から高リスク資産に対する投資家たちの積極性が増したことにより、昨夜のウォール街は堅調な上昇を記録した。金融株の買いや米国の工業生産データにおける大幅上昇により、株式は押し上げられた。
米国市場は休日・労働者の日のため閉場となった。ヨーロッパとアジアの市場では月曜日に力強い上昇が見られた。
落胆的な8月の非農業給与レポートを受けて、昨夜のウォール街は更なる下落を記録した。このレポートにより、今週発表される予定の主要な雇用報告に対する不安が高まった。米国の民間部門では8月に29万8千件の雇用が削減された。これは経済専門家たちによる予測を上回るものであった。
前回の取引における大幅下落の後、昨夜の米国株式は値を上げて取引を終えた。ダウを構成する Home Depot などの小売業者からの予測よりも良い内容の業績により、この回復が支えられた。
Qantas (ASX:QAN)は、指標となる部門に改善の初期兆候があるにもかかわらず、旅行業の需要の回復に関しては慎重であり、回復が持続するかを判断するのは時期尚早であると主張している。
予測を下回った消費者信頼感の調査結果を受けて、昨夜の米国株式は横ばいで取引を終えた。悪化する雇用市場からの影響により同信頼感指数は6月に49.3から46.6へ低下した、と全国産業審議会は報告した。
中央銀行は金融危機を終結させるべく立ち上げられた緊急融資プログラムを縮小していくと連邦準備制度の Ben Bernanke 議長が発言したことを受けて、金曜日の米国株式は上昇した。