オーストラリア市場レポート 2010年6月22日
月曜日のオーストラリア株式市場は中国元の段階的な上昇に対する希望を受け値を上げて取引を終えた。取引終了時点の S&P/ASX200 基準指数は60.7ポイント・1.33%上昇し4,612.6ポイント、全株指数は58.6ポイント・1.28%上昇し4,632.7ポイントとなった。オーストラリア連邦政府が Telstra との間で全国ブロードバンドネットワーク計画に対する110億豪ドルでの取引をまとめたというニュースも、同市場を活気付けた。
月曜日のオーストラリア株式市場は中国元の段階的な上昇に対する希望を受け値を上げて取引を終えた。取引終了時点の S&P/ASX200 基準指数は60.7ポイント・1.33%上昇し4,612.6ポイント、全株指数は58.6ポイント・1.28%上昇し4,632.7ポイントとなった。オーストラリア連邦政府が Telstra との間で全国ブロードバンドネットワーク計画に対する110億豪ドルでの取引をまとめたというニュースも、同市場を活気付けた。
金曜日のオーストラリアの株式は、静かな取引を経て1セント上昇した。取引の中で投資家たちは警戒を続けたものの、金価格の上昇に伴い金関連株は急騰した。 S&P/ASX200 基準指数は24.6ポイント・0.54%上昇し4,551.9、全株指数は27.1ポイント・0.6%上昇し4,574.1となった。
Maryborough Sugar Factory Limited (ASX:MSF)は、ベルギーの製糖所グループFinasucre の子会社であるBundaberg Sugar Limitedとのジョイントベンチャー計画について、外国投資審査委員会(FIRB)のアドバイスを受けた後、同計画を次段階に進行させた。
アジア地域および米国経済の上向きを伝えるニュースにより、ウォール街は大きく上昇した。金曜日のオーストラリア株式市場は堅調に取引を開始しており、本日中国のプラス要因を示すデータによるさらなる上昇を期待している。
金曜日の下げ基調に引き続き本日のオーストラリア市場は、朝方の取引にて大きく値を下げた。欧州債務への新たな懸念からダウジョーンズが金曜日に3.2%下落したことを受けて、月曜日のアジア諸国市場は広域にわたり値を下げた。ハンガリー首相のスポークスマンが、同国経済はギリシャ同様の債務危機に陥るリスクを有していることを発表した。S&P/ASX 200指標は今朝の取引にて3%以上下落した。
本日のオーストラリア株式市場は米国・英国市場が祝日のため休場していることから、緩やかな下げ調子にて取引を開始した。市場は本日発表が予定されている経済データ、特にオーストラリア準備銀行(RBA)の政策金利に対する決定に左右されると見られている。
オーストラリアの株式は、ヨーロッパの負債危機による株式市場の低迷に引き続き苦しんでいる。昨日のオーストラリア市場は、変動の激しい取引のなか、ほぼ横ばいで一日を終えた。銀行に対し金融決済の一部を制限するというドイツの予想外の動きを受けウォール街が再び下落を始めたことから、水曜日の S&P/ASX200 指数は取引前半において1.5%超下落した。