オーストラリア市場レポート1月13日:Alcoaの収益報告に反応し下落
米アルミニウム大手Alcoaが、市場の予想を外れた内容の第4四半期の収益結果を報告したことを受けて、先日のオーストラリア株式市場は利食い売りに転じ、値を下げた。また資源セクターが国内株式の下げを先導た。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は51.2ポイント・1.03%下降し4,899.5 ポイント、全株価指数は49.6ポイント・1%下降し4,931.6ポイントとなった。
米アルミニウム大手Alcoaが、市場の予想を外れた内容の第4四半期の収益結果を報告したことを受けて、先日のオーストラリア株式市場は利食い売りに転じ、値を下げた。また資源セクターが国内株式の下げを先導た。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は51.2ポイント・1.03%下降し4,899.5 ポイント、全株価指数は49.6ポイント・1%下降し4,931.6ポイントとなった。
米国とヨーロッパの市場が2010年の楽観的な見通しを受け昨夜反発を記録したことから、アジアの各市場は上昇する可能性がある。昨日のアジア各市場は大半が新年を上昇でスタートした。日本の日経は円安や日本航空への金融救援策を受け1%上昇した。世界の各市場も中国やインドからの力強い製造業データにより活気付いた。しかし中国の上海総合は月曜日、インフレへの懸念を受けて1%下落した。
オーストラリア株式市場は、NABがAXA Asia Pacific Holdingsの国内およびニュージーランド事業買収に対する予期せぬ入札に反応し反落した。Woodsideの資金調達もまた市場の後退を後押しした。僅かに高値を維持して取引を終了時し、S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は8.4ポイント・0.18%上昇し4670.3ポイント、全株価指数は13.5ポイント・0.29%上昇の4,689.6ポイントとなった。
抑制された回復を支援するために金利を記録的な低水準で維持することを米国連邦準備金制度が決定したことから市場が揺れ、昨夜の米国株式は入り混じった状態で取引を終えた。同中央銀行による前向きな経済見通しは、速いペースでの金利引上げに関する憶測につながった。
ABN Newswire本日注目の株式:Otto Energy Limited (ASX:OEL)(PINK:OTTEF), Sarissa Resources Inc., (PINK:SRSR), Zhaojin Mining Industry Company Limited (HKG:1818)(PINK:ZHAOF), Galaxy Resources Limited (ASX:GXY)(PINK:GALXF), Automotive Technology Group (ASX:ATJ), Conquest Mining Limited (ASX:CQT) (PINK:CQMLF).
金曜日多くのアジアの株式は、アメリカの強い経済数値が投資家の自信を押し上げ、寄付きで上昇した。本日、一連の中国経済情報が注目される。中国の鉱工業生産指数、消費者物価指数、および小売売上高に関する主要な公式数値が、本日発表される予定である。
月曜日のアジア各国の株式市場は、その多くが急騰した。ドバイでの金融不安の影響が限定的であるとの見方から、オーストラリア、韓国、日本で、ファイナンス銘柄が回復をみせた。アラブ首長国連邦中央銀行は日曜日、国内の貸し手を「支援する」とのコメントをした。