豪小型資源会社、ピルバラに新たなインフラを展開
Perth, 2009年9月8日, AEST (ABN Newswire) - 大手資源会社が独自のインフラプロジェクトを独占している中、ピルバラ地域の小型資源会社のグループが、オーストラリアのPort Hedlandにおいて独自の鉄鉱石輸出ターミナルを展開させるべく提携をはじめた。
この提携にはAtlas Iron Ltd.(ASX:AGO)、Brockman Resources Ltd.(ASX:BRM)、BC Iron Ltd.(ASX:BCI)、FerrAus Ltd.(ASX:FRS)が含まれている。世界的エンジニアリング会社Sinclair Knight Merzに対して事前実行可能性に関する調査を依頼済みで、それを受けてプロジェクトコストを決定する見通しだ。
このプロジェクトは、2013年までに年間5千万トンの鉄鉱石を扱う可能性を有しており、昨年のPort Hedlandからの全輸出量の3分の1以上になる。
North West Iron Ore Alliance(NWIOA)の下で操業している資源会社らは西オーストラリア州政府に対して、Port Hedlandへのレール運搬ラインを共有するようBHPを説得することを望んでいると情報筋が語った。
中国の製鋼所も、同港におけるインフラの建設および投資に興味を見せている可能性がある。
Murchison Metals Ltd.(ASX:MMX)とパートナー会社の三菱商事(TYO:8085)は、新興の西オーストラリア鉄鉱石地帯中西部を対象に40億米ドルのOakajee Port&Railジョイントベンチャー(OPR)を展開させている。OPRは昨年、州政府よりインフラ建設の権利を付与されており、ライバル入札業者、中国が支持するYilgarn Infrastructureより優位に立っている状況だ。
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