今後の更なる下落
Sydney, 2009年2月19日, AEST (ABN Newswire) - 昨夜のウォール街は横ばいで取引を終えた。オバマ大統領の住宅救済策の詳細が発表されたが、投資家たちは警戒を続けた。
昨日のオーストラリア株式は全部門において値を下げて取引を終えた。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は1.48％・51.1ポイント下落の3,413.2、全株価指数は1.33％・45.3ポイント下落の3,366.9ポイントとなった。今週の国内市場はこれまで4.1％下落し、ベースメタルや石油価格の低下のあと株式は更なる下落を記録する可能性がある。
注目の経済事象と数値
オーストラリア統計局のデータは、第4四半期におけるインフレ調整済みの小売業売上げが1年で最大の増加となる0.8％上昇を記録し535億ドルとなったことを示している。
同統計局はまた、製品輸入が28億6,000万豪ドル減少し172億6,100万豪ドルとなったと語った。これは12月に下方修正された201億2,100万豪ドルから下がったものである。製品輸入は、12月の201億2,000万豪ドルから1月に未調整で14％減少し172億6,000万豪ドルとなった。
企業合併・買収ニュース
Pure Energy Resources Ltd (ASX:PES) は株主に対し、 Pure 株1株を現金8豪ドルとし全体で9億9,500万豪ドルの価値となる BG Group (LON:BG) からの増額された買収オファーを受け入れるよう勧告した。
重要企業ニュース
Woodside Petroleum (ASX:WPL) は2008年基本純利益において55％の上昇を報告した。同社の2008年単発項目処理前純利益は18億3,000万豪ドルであった。 Woodside は低下する石油価格に対応するため、5億豪ドル超の支出削減や今後の売却に向けた非主要資産の見直しを行う予定である。
ファンドマネージャー企業 Perpetual Ltd (ASX:PPT) は、金融危機からの直接的な打撃から上半期利益において84％の減少を計上した。前年同期に8,760万豪ドルであった12月31日までの6ヶ月間の純利益は1,419万2,000豪ドルとなった。
Noni B (ASX:NBL) は半期利益において53％の減少を記録したあと配当を削減した。しかしその服飾小売企業は、下半期において改善された業績を見込んでいると語る。
Pacifica Group (ASX:PBB) は2008年において2億4,200万豪ドルの年間純損失を計上した。これは2007年には2,140万豪ドルの年間純利益であった。
ジルコン生産業者 Iluka Resources (ASX:ILU) は、前年同期比51.7％増の大幅上昇で12月31日までの年間利益7,750万豪ドルを報告した。しかし同社はプロジェクト進展に向けて資金を残すため、配当支払いを行わないと語る。
AMP (ASX:AMP) は2008年の年間純利益において41％の減少を計上した。その純利益は5億8,000万豪ドルで、前12ヶ月における9億8,500万豪ドルからの減少となった。
オーストラリア最大の民間地方航空会社 Regional Express (ASX:REX) は昨日、1.9％増となる半期純利益1,050万豪ドルを報告した。
Sunland Group (ASX:SDG) はオーストラリアやドバイの不動産ポートフォリオに関連した4,100万豪ドルの評価損に関わらず、12月半期の税処理後純利益6,800万豪ドルを計上した。
Lion Nathan Ltd (ASX:LNN) は、同社が年度において好調なスタートを切り年間利益は3億から3億1,500万豪ドルの範囲内になることを再確認したと語った。
Santos Ltd (ASX:STO) は2008年の利益において大幅な増加を報告し、同社は国際経済危機の中で好位置につけていると語る。同社の純利益は2007年の3億5,930万豪ドルから359％増加し16億5,000万豪ドルとなった。
民間病院運営業者 Healthscope Ltd (ASX:HSP) は、12月31日までの上半期利益において145％の上昇を計上した。
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