Tokyo, 2007年11月30日, AEST (ABN Newswire) - 日本発唯一の国際クレジットカードブランド運営主体の株式会社ジェーシービー(以下:JCB)は、1980年4月より発行を開始した「JCBギフトカード」の販売累計金額が2007年10月に1兆円を突破しました。国内のギフトカード販売事業者が単独で販売する汎用商品券としては、初の達成となります。

「JCBギフトカード」は、百貨店・スーパーマーケット・ホテル・レストラン・ゴルフ場など、業界最大規模となる全国50万店以上の取扱店だけでなく、株式会社ジェイティービー(以下:JTB)との包括的事業提携により、JTBが独自に展開してきた「JTBナイスシリーズギフト」加盟店でもご利用いただける、非常に汎用性の高いギフトカードです。ご利用範囲の広さにくわえ、洗練された券面デザインには常に最新の偽造防止技術を取り入れており、便利で安心してお使いいただけることから、個人の贈答をはじめ、企業の販売促進、官公庁の福利厚生等に、幅広いご支持をいただいております。

1961年の設立以降、日本のクレジットカード業界のパイオニアとして顧客サービスの充実および利便性の向上に取り組んできたJCBは、1980年4月に、「取扱商品を限定せず、多くのお店で使える商品券」という顧客ニーズを捉え、JCB加盟店網の一部を活用した「JCBギフトカード」の発行を開始いたしました。

その後、利用範囲の拡大、汎用性の確保を目指し、積極的に取扱加盟店の拡充を進めるとともに、偽造防止ホログラムの採用(1995年)、他社ギフトカード発行業務の受託(1996年)、提携先企業の独自ギフトカードの発行(1997年)など、さまざまな商品力の強化を進め、2002年度以降は、汎用商品券市場の販売額シェアでトップの座を維持しております。2006年度の年間販売額は910億円を超えるまで拡大し、ギフトカード業界においても確固たる地位を築いております。

さらに、2006年6月には、株式会社クオカードとの戦略的業務提携により、「JCB-QUOカード」の発行を開始、2007年4月には、JTBと両社のギフト券事業のオペレーションを、株式会社J&Jギフトに委託するとともに、「JCBギフトカード」と「JTBナイスシリーズ」の統合を行うなど、ビジネス競争力の強化を図り、常にギフトカード業界をリードしてまいりました。

このたびの販売累計金額1兆円突破は、JCBブランドの浸透のみならず、多くの販売パートナー企業のご支援により達成できたものです。JCBでは、これをひとつの通過点とし、今後もお客様のニーズに応じて、紙・磁気・ICなど様々な媒体に対応した開発およびハウスギフトカードの発行代行事業の拡大、非接触ICによる「JCBギフトカード」の発行検討など、商品開発と営業活動を積極的に行ってまいります。

JCBは新たな会員サービス強化・新商品の開発を進め、高品質なサービスをすべてのお客様へ提供してまいります。

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