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今朝のオーストラリアの株式は横ばいでの取引開始となった。メキシコ湾での原油流出が止まったとのニュースを受け米国市場では取引前半における損失分が埋め合わされたものの、昨夜のウォール街はマイナスで取引を終了した。インフレ数値・ニューヨークの製造業・全国での工業生産などからの落胆的な経済データがこの損失の原因となった。
第2四半期における上向きな企業業績により活気付いた昨夜のウォール街が大幅上昇を記録したことから、水曜日のオ-ストラリア株式市場は全部門で上昇し力強い取引開始となった。今日の S&P/ASX 200 指数は取引開始直後に約1.7%上昇した。
Virgin Blue Holidngs (ASX:VBA)とAir New Zealand (NZE:AIR)は、オーストラリア・ニュージーランド間路線の業務提携に関して、数ヶ月に渡り協議を重ねていることを認めたものの、合意には至っていないとした。
企業の収益結果に対する投資家の反応が一段落し木曜日のオーストラリア株式市場は下落した。投資家らは市場が値上がりした2日間で利益を上げた。取引終了時のS&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は13ポイント・0.28%下落の4654.9ポイント、全株価指数は12.9ポイント0.28%下落し4673.9ポイントとなった。
先週のアジア各市場は大半が大幅下落の週となり、月曜日も米国やヨーロッパ市場からのマイナス先導の圧力を引き続き受ける見込みである。落胆的な企業見込みやトヨタの数百万台リコールを受けて、金曜日のアジア株式は下落した。月間では、中国の上海総合は8.8%減、香港のハンセン指数は8%減、オーストラリアのS&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は6.2%減、韓国の Kospi は4.8%減で1,602.43となった。
世界経済の回復について投資家たちが引き続き前向きであったことから、リスク性の高い資産に対する積極性が支えられた。米国の低調な住宅データにより不動産市場の回復が依然として脆い状態であることが示され、米ドルは下落した。
月曜日のオーストラリア株式市場は、一次産品価格の上昇による資源セクター株の高騰に先導され、値を上げて取引を開始したが、僅かに値を下げて取引を終了した。主要銀行株と生活必需品関連株が引き戻し原因となった。取引終了時のS&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は6.4ポイント・0.14%下落し4644.1ポイント、全株価指数は6.1ポイント・0.13%下落の4665.8ポイントとなった。
水曜日のオーストラリア株式市場は、オーストラリア統計局が発表したGDP数値が予想を下回る経済成長を示す結果であったことを受けて値を下げた。取引終了時のS&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は11.6ポイント・0.2%下落し4661.9ポイント、全株価指数は11.7ポイント・0.2%下落の4,676.1ポイントとなった。
今朝のアジア株式は大半が横ばいで取引を開始した。消費者部門のレポートが投資家の信頼感を引き上げたことから、金曜日のウォール街は値を上げて取引を終えた。このデータにより、米国の金利が近々引き上げられるのではないかという期待が高まった。中国の力強い成長データを受け、イギリスやヨーロッパの株式も上昇した。
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