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オーストラリアの紙商社・製紙企業である PaperlinX Ltd (ASX:PPX) は今日、同社がタスマニア州での製紙事業から撤退する最終段階にあると語った。同社はタスマニア州の Burnie 工場を閉鎖する予定で、事業収支は既に閉じられている。この閉鎖の完了をもって、 PaperlinX はオーストラリア・ニュージーランド・アジア・ヨーロッパ・北米の幅広い顧客への紙・看板・画像ソリューションの流通と産業用包装事業を行う商社となる。

PaperlinXは昨年、同社の製造部門であった Australian Paper を日本の日本製紙 (TYO:3893) へ7億豪ドルで売却した。この売却により、同社の負債において5億豪ドルが直ちに削減された。

タスマニア州からの撤退にかかる正味現金費用は全体で約1,000万から2,000万豪ドルと見込まれる、と PaperlinX は語った。 PaperlinX の経営責任者である Tom Park 氏は、タスマニア州からの撤退によるコストは当初の予測を下回る見込みであると語った。

同社は現在、不安定な経済環境の中で、再融資計画の完了と同社の競争力の最大限での強化に注力している。

お問合せ先

Tetsuya Okada
Asia Business News Asia Bureau
EMAIL: tetsuya.okada@abnnewswire.net



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