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ING Group (NYSE:ING)が伝えたところによると、同社はオーストラリアとニュージーランドに展開する生命保険とウェルスマネジメントベンチャーをジョイントベンチャーパートナーであるANZ Banking Groupに売却することで合意に達した。

ANZは現在、このジョイントベンチャーの49%を所有している。今回の合意では、ANZがING AustraliaとING New Zealandの未保有の権益51%を買収する。一方INGは組織の簡略化を目指し、より少数かつ強固なフランチャイズに特化しまとまりのあるグループ作りを目指している。
ANZはINGに対して現金で11億ユーロを支払いこれらの二つの事業の単独オーナーとなる予定である。この取引により、INGは推定で3億ユーロの純利益を得ることとなる。これによりINGがオーストラリアに所有する事業は、ING Direct、ING Investment Management、ING Wholesale Banking、ING Real Estateとなる。

「今回のINGとの取引により、ANZはジョイントベンチャーの枠組みという制約無しに中期的に更なる成長に向けてより柔軟に行動することが可能となり、また大きな資本を有する親会社に支援を受けることができる。」とANZのチーフエグゼクティブ、Mike Smith氏は語った。

お問合せ先

Satoko Hiasa
TEL: +61-2-8205-7353
EMAIL: satoko.hiasa@abnnewswire.net



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